歴代ブータン王名一覧

トップページへ 各国王名一覧
※ブータン国の始まり・・・チベット仏教の四大宗派(ニンマ派、カギュ派、サキャ派、ゲルク派)のうちのカギュ派の僧侶ガワン・ナルゲルが17世紀に内乱を治めたが、 再び内乱が起こり、19世紀末に国を統一したのがウゲン・ワンチュクだった。 ※1968年に、国会の3分の2以上の賛成があれば、国王を退位させることができるようになっている。
王名 在位
備考
1 ウゲン・ワンチュク
Ugyen Wangchuck
1907~1926 1907年、国内の重要幹部により、ブータン南部トンサの領主(ペン・ロプ)から、 統一ブータンの世襲国王(絶対君主制)となった。 西洋の教育体制を取り入れ、仏教の保護に力を注いだ。 生年1862~1926年没。
2 ジグミ・ワンチュク
Jigme Wangchuk
1926~1952 長男 それまでの鎖国政策を緩和させた。 生年1902~1952年没。
3 ジグミ・ドルジ・ワンチュク
Jigme Dorji Wangchuck
1952~1972 息子 農奴制度、死刑制度の廃止、王立諮問委員会に取り組んだ。 国民議会に対する拒否権を廃止した。 生年1929~1972年没。
4 ジグミ・シンゲ・ワンチュク
Jigme Singye Wangchuck
1972~2006 息子 父王の急逝により、16歳で即位した。 2005年、それまでの絶対君主制から立憲君主制に移行させ、また国王の在位を65才定年制とした。 議会に国王不信任決議の権限を持たせた。一夫一婦制ではないため、四姉妹をまとめて王妃にした。 公式な場での民族衣装の着用を国民に求めた(品行令)。 ほぼ鎖国状態のブータンに開国・近代化政策を及ぼした。 生年1955~(存命)。
5 ジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク
Jigme Khesar Namgyel Wangchuck
2006~ 息子 容姿端麗で、留学するなどインテリ。 2011年、遠縁のジェツン・ペマJetsun Pemaと結婚。 国内では一夫多妻制が認められているが、本人は一夫一妻制を決めている。 生年1980~。
※創作物に使用する場合は敬意をもって使用のこと。
※(?)=調査、確認中。
Copyright© 2005- えんじぇる. All Rights Reserved. (無断転載禁止)