英国公爵位名一覧

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公爵 侯爵 伯爵 <子> <男> <士>
爵位名
(夫人)
期間
種別
順列
称号
(現家名)
現家名/個人名 備考
公爵
Duke
(duchess)
世襲



1 エディンバラ公
The Duke of Edinburgh
ウィンザー王家
Mountbatten-Windsor
2021年4月9日、父フィリップ王婿の死により、 現女王エリザベス2世の長男チャールズ皇太子が引き継いだ。
2 ウェールズ大公
The Prince of Wales
ウィンザー王家
Mountbatten-Windsor
Charles Philip Arthur George of Mountbatten-Windsor。 皇太子が叙位される公爵位。 ウェールズがイングランドに併合された時、元来のウェールズ公爵位の家系が絶えてしまったため、 それを残すために皇太子がこの公爵位を持つことになった。 チャールズ皇太子。コーンウォール公、ロスシー公でもある。 現女王エリザベス2世の長男。
3 ケンブリッジ公
The Duke of Cambridge
ウィンザー王家
Mountbatten-Windsor
William Arther Philip Louis Mountbatten-Windsor。 チャールズ皇太子の長男ウィリアム王子の結婚に伴い、五度目の創設となった。 ストラザーン伯、キャリックファーガス男爵でもある。現女王エリザベス2世の孫。
4 サセックス公
The Duke of Sussex
ウィンザー王家
Mountbatten-Windsor
Henry Charles Albert David Mountbatten-Windsor。 チャールズ皇太子の次男ヘンリー王子の結婚に伴い、二度目の創設となった。 現女王エリザベス2世の孫。
5 ヨーク公
The Duke of York
ウィンザー王家
Mountbatten-Windsor
Andrew Albert Christian Edward Mountbatten-Windsor。 王家の次男が叙位される公爵位となっている。 現女王エリザベス2世の次男。アンドリュー王子。
6 グロスター公
~ of Gloucester
ウィンザー家
Windsor
Richard Alexander Walter George Windsor。 現女王エリザベス2世のいとこ(ジョージ5世の三男の長男)。
7 ケント公
~ of Kent
ウィンザー家
Windsor
Edward George Nicholas Patrick Windsor。 現女王エリザベス2世のいとこ(ジョージ5世の四男の長男)。

在職
公爵同等貴族 カンタベリー大司教
The Lord Archbishop of Canterbury
ホン・ジャスティン・ウェルビー
Hon Justin Welby
2013年、第105代に就任。イギリス国教会の大主教。
ヨーク大司教
The Lord Archbishop of York
スティーブン・コットレル
Stephen Cottrell
2020年、第98代に就任。ヨーク大司教。

世襲






1
コーンウォール公
~ of Cornwall
ウィンザー王家
Mountbatten-Windsor
特殊な公位。下表を参照。 チャールズ皇太子 Charles Philip Arthur George of Mountbatten-Windsor。

2 ノーフォーク公
The Duke of Norfolk
フィッツアラン=
ハワード家

Fitzalan-Howard
1397年、リチャード三世によって叙爵された最古の公爵家。 紋章院総裁(Earl Marshal) の職位も世襲。 サマセット公家とは歴史的に犬猿の仲。 現在18代エドワード・フィッツアラン=ハワード(1956~) Edward William Fitzalan-Howard。
3 サマセット公
~ of Somerset
シーモア家
Seymour
最初の創設はシーモア家ではなく、ボーフォート家 Beaufortだった。 その後、1547年にシーモア家のエドワードが叙爵。 よって、ボーフォート公家とは直接関係がない。 筆頭公爵家ノーフォーク公家とは歴史的に犬猿の仲。 男爵領パーシー、ルーシー、ブライアン、ラティマー、ポイニングス、フィッツ・ペインを持つ。 現在19代ジョン・シーモア John Michael Edward Seymour(1984~)。
4 リッチモンド公
~ of Richmond
ゴードン=レノックス家
Gordon-Lennox
1675年叙爵。 最初の創設は、好色家だった英国王チャールズ2世 Charles Ⅱの愛妾ルイーズの息子チャールズ・レノックス。 同年、スコットランド公位のレノックス公位も重ねて叙爵、更にはガーター・ナイト爵も与えられた。 1876年、子供のいなかった5代目チャールズの母の実家ゴードン家の連合王国公位ゴードン公爵位も引き継いだ。 このことで、28万エーカーの領地を持った。 現在11代チャールズ・ゴードン=レノックスCharles Henry Gordon-Lennox(1989~)。
5 グラフトン公
~ of Grafton
フィッツロイ家
Fitzroy
1675年叙爵。 最初の創設は、好色家だった英国王チャールズ2世 Charles Ⅱの愛妾の子供。 現在の領地は11000エーカー。 現在13代ヘンリー・フィッツロイ Henry Oliver Charles Fitzroy(1978~)。
6 ボーフォート公
~ of Beaufort
サマセット家
Somerset
最初のサマセット公家創設での2代目サマセット公エドマンド・ボーフォート Edmund Beaufortの血を引く。 そのため、サマセット公シーモア家とは直接関係がない。 1682年最初の創設。 52000エーカーの領地を持つ。 現在12代ヘンリー・サマセット Henry John FitzRoy Somerset(1989~)。
7 セント・オールバンズ公
~ of St.Albans
(ドゥ・ヴィア・)
ボークラーク家

de Vere Beauclerk
1684年叙爵。 最初の創設は、好色家だった英国王チャールズ2世 Charles Ⅱの愛妾ネルの息子チャールズ。 鷹司長官の職位を世襲している。 現在14代マーレー・ドゥ・ヴィア・ボークラーク Murray de Vere Beauclerk(1988~)。 地名のセント・オールバンズとは関係がない。
8 ベドフォード公
~ of Bedford
ラッセル家
Russell
1694年叙爵。 5代ラッセル伯ウィリアム・ラッセルの息子ウィリアム卿の時に起きたライ・ハウス事件の冤罪を謝罪するものとして、ベドフォード公爵位、タヴィストック候爵位、ハウランド男爵位が与えられた。 現在15代アンドリュー・ラッセル Andrew Ian Henry Russell(2003~)
9 デヴォンシャー公
~ of Devonshire
キャベンディッシュ家
Cavendish
1694年叙爵。 現在12代ペレグリン・キャベンディッシュ Peregrine Andrew Mornay Cavendish(2004~)。 ダービーシャーに72000エーカーの土地を持つ地主。
10 モールバラ公
~ of Marlborough
スペンサー=
チャーチル家

Spencer-Churchill
1702年叙爵。 現在12代チャールズ・スペンサー=チャーチル Charles James Spencer-Churchill(1955~)。 3代目は初代モールバラ公ジョン・チャーチルの次女アンが三代目サンダーランド伯チャールズ・スペンサーの次男チャールズと結婚したことで、スペンサーの姓と伯位を継いだ。 8代スペンサー伯爵の三女がダイアナ元妃。
11 ラトランド公
~ of Rutland
マナーズ家
Manners
1703年叙爵。 現在11代デヴィッド・マナーズ David Charles Robert Manners (1959~)。 領地はノッティンガムシャー。








12 ロスシー公
~ of Rothesay
ウィンザー王家
Mountbatten-Windsor
特殊な公位。下表を参照。 チャールズ皇太子 Charles Philip Arthur George of Mountbatten-Windsor。

13 ハミルトン公
~ of Hamilton
ダグラス=ハミルトン家
Douglas-Hamilton
1643年叙爵。1711年グレートブリテン公位のブランドン公位を重ねて叙爵。 現在16代アレクサンダー・ダグラス=ハミルトン Alexander Douglas Douglas-Hamilton(1978~)。
14 バクルー公
~ of Buccleuch
モンタギュー=ダグラス=スコット家
Montagu-Douglas-Scott
1663年叙爵。 最初の創設は、好色家だった英国王チャールズ2世 Charles Ⅱの愛妾の子供。 1675年に同じスコットランド公位のクイーンズバリ公位も重ねて叙爵。 所有地は25万エーカーで、全ヨーロッパで個人で最大の地主。 現在10代リチャード・スコット Richard Walter John Montagu Douglas Scott(1973~)
クイーンズベリー公
~ of Queensberry
1675年、バクルー公家が重ねて叙爵。 現在12代リチャード・スコット Richard Walter John Montagu Douglas Scott(1973~)
15
レノックス公
~ of Lennox
ゴードン=レノックス家
Gordon-Lennox
1675年、リッチモンド公家が重ねて叙爵。 現在11代チャールズ・ゴードン=レノックス Charles Henry Gordon-Lennox(1989~)。
16 アーガイル公
~ of Argyle
キャンベル家
Campbell
1701年叙爵。 1892年、連合王国公位のアーガイル公位も重ねて叙爵。 スコットランドの宮内庁長官職位が世襲になっている。 所有地は12万エーカー。 現在の爵位はTorquilが所有。 インヴァレアリー城(Inveraray Castle)に住んでいる。 現在13代トルキル・キャンベル Torquhil Ian Campbell(1968~)。
17 アトール公
~ of Atholl
マーレー家
Murray
1703年叙爵。 現在12ブルース・マーレー Bruce George Ronald Murray(1960~)。 領地は8万エーカー。
18 モントローズ公
~ of Montrose
グレアム家
Graham
1707年叙爵。 現在8代ジェームズ・グラハム James Graham(1935~)。
19 ロクスバラ公
~ of Roxburghe
イニス=カー家
Innes-Ker
1707年叙爵。 現在11代ちゃールズ・イニス=カー Charles Robert George Innes-Ker(1981~)。










20
ブランドン公
~ of Brandon
ダグラス=ハミルトン家
Douglas-Hamilton
1711年、ハミルトン公家が重ねて叙爵。 現在13代アレクサンダー・ダグラス=ハミルトン Alexander Douglas Douglas-Hamilton(1978~)。
21 ポートランド公
~ of Portland
キャベンディッシュ=ベンティンク家
Cavendish-Bentinck
1716年叙爵。 9代ヴィクター・ウィリアム・キャベンディッシュ=ベンティンク Victor Frederick William Cavendish-Bentinck が1990年に死亡して廃絶?(彼のいとこがポートランド伯爵位を継いでいる)。
22 マンチェスター公
~ of Manchester
モンタギュー家
Montagu
1719年叙爵。 現在13代アレキサンダー・モンタギュー Alexander Charles David Drogo Montagu(1962~)。 マンチェスターには領地がない公爵位。
23 ニューカッスル公
~ of Newcastle
ペラム=クリントン=ホープ家
Pelham-Clinton-Hope
1756年叙爵。 10代エドワード・ペラム=クリントン Edward Charles Pelham-Clintonが1988年に死亡後、廃絶? (後継ぎの男子もなし)。
24 ノーサンバーランド公
~ of Northumberland
パーシー家
Percy
1766年叙爵。 王室家政長官(Lord Steward of the Household)の職位を世襲。 8万エーカーの領地を所有している。 現在12代ラルフ・パーシー Ralph George Algernon Percy(1995~)。







25 リンスター公
~ of Leinster
フィッツジェラルド家
FitzGerald
1766年叙爵。 現在9代モーリス・フィッツジェラルド Maurice FitzGerald(1974~1997)が事故死で空位。
26 アバコーン公
~ of Abercorn
ハミルトン家
Hamilton
1868年叙爵。 現在5代ジェームズ・ハミルトン James Hamilton(1934~)。





27 ウェリントン公
~ of Wellington
ウェルズリー家
Wellesley
1814年叙爵。 現在9代アーサー・ウェルズリー Arthur Charles Valerian Wellesley(1945~)。
28 サザーランド公
~ of Sutherland
エジャトン家
Egerton
1833年叙爵。 現在7代フランシス・エジャトン Francis Ronald Egerton(2000~)。
29 ウェストミンスター公
~ of Westminster
グロヴナー家
Grosvenor
1874年叙爵。 現在7代ヒュー・グロヴナー Hugh Grosvenor(2016~)。 ロンドン市内の4分の1の土地を所有する。
30
ゴードン公
~ of Gordon
ゴードン=レノックス家
Gordon-Lennox
1876年、リッチモンド公家が重ねて叙爵。 現在6代チャールズ・ゴードン=レノックス Charles Henry Gordon-Lennox(1989~)。
31
アーガイル公
~ of Argyll
キャンベル家
Campbell
1892年、アーガイル公家が重ねて叙爵。 現在6代トルキル・キャンベル Torquhil Ian Campbell(1968~)。
32 ファイフ公
~ of Fife
カーネギー家
Carnegie
1900年叙爵。 現在4代デヴィッド・カーネギー David Charles Carnegie(2015~)。
☆特殊で別格な公爵位
公爵
Duke
(duchess)
特殊
イングランド
公位
ランカスター公
~ of Lancaster
ウィンザー王家
Mountbatten-Windsor
1939年以降、歴代の国王のみが持つ特別な公位になっている。 女王の私的な支出はこのランカスター公の領地の収入から賄われる。 女王の場合でもDukeを使う慣習がある。 エリザベス女王 HM Queen Elizabeth the Ⅱ。
特殊
イングランド
公位
コーンウォール公
~ of Cornwall
ウィンザー王家
Mountbatten-Windsor
1337年のエドワード3世の皇太子エドワード以降、 イングランド王の長男のみが持つ特別な公位になっている。 現チャールズ皇太子の歳費はこのコーンウォール公の領地の収入から賄われている。 チャールズ皇太子 Charles Philip Arthur George of Mountbatten-Windsor。
特殊
スコットランド公位
ロスシー公
~ of Rothesay
ウィンザー王家
Mountbatten-Windsor
1398年、スコットランド王ロバート3世が皇太子ディヴィッドに与えて以降、 スコットランド王の長男のみが持つ特別な公位になっている。 チャールズ皇太子 Charles Philip Arthur George of Mountbatten-Windsor。
※公爵位の相続権・・・①男系男子に限る継承、②女子に相続権を認める継承、③娘の嫁ぎ先の長男に与える継承がある。
※1エーカー=4キロメートル四方。
※鷹司(たかつかさ)長官 Hereditary Grand Ffalconer of England・・・部下に10人の鷹使い、22人の飼育係を持つが、特権的な収入がある。
※ライ・ハウス事件・・・1684年に起きた、国王チャールズ2世とその弟ヨーク公ジェイムズへの暗殺計画の陰謀事件。
※(?)=調査、確認中。
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